光る君へ日記 第39回 「とだえぬ絆」
Description
大河ドラマとは人の一生を描くドラマ。その中に沢山の出会いと別れがあるというのはわかってはいるのですが、今回の別れはまた身に染みてあはれにございました。
正二位にまで昇り詰めてもなお、権力とマウンティングに固執した三浦伊周(藤原伊周・三浦翔平さん)、方や従五位下で赤い束帯を着て、「すべてうまく行くよ」と姉を勇気づけた高杉惟規(藤原惟規・高杉まひろさん)。2人の違いは何だったのだろうと、そう思わずにはいられないのです。
推しが星になったことにより、なんだか深く考えすぎた頭を抱えたまま、今日もつぼねに集いました。
<今回配信の注意>
※おぎたまは史実は史実として、ドラマはドラマとして大いに楽しみたいと考えています。
※この配信は終始ネタばれ注意回です。「光る君へ」の放送を純粋に楽しみたい方は、番組をご覧になった後に視聴なさるのをお勧めします。
<おぎ注>
・宇治の八の宮:光源氏の弟。2人の姫とともに宇治に隠棲。死後、薫と匂宮がふたりの姫を巡ってあれやこれや…。宇治十帖の舞台となる。
・二度目の密通:源氏物語では2回の密通が描かれる。一度目は藤壺と光源氏、二度目は光源氏の妻・女三の宮と柏木。若き日の罪の因果が晩年近くなって己に巡ってきたことに光源氏がめちゃくちゃビビる。
・「都にも 恋しき人の 多かれば なほこのたびは いかむとぞ思ふ」後拾遺集・764番。高杉惟規の辞世の歌(出典により助動詞等に若干の差がありますが、今作ではこちらが取られていました)。おぎ訳→都にも恋しい人がたくさんいるので、この旅は何としても行かなくてはいけないのです。
※おぎがわかりやすく概要を説明したものにつき、テストで書いてもマルはもらえませんので要注意!
<参考>
・ダイジェスト映像はこちらでご覧になれます
https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/pyVjX9MK7y/bp/p4rvNaoZL4/
【用語集】第39回より「大饗/子の日の宴」
https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/blog/bl/ppzGkv7kAZ/bp/pgX35zEGkq/
【知恵泉】人生はやりなおせる!ツッパリ貴族藤原隆家
https://www.nhk.jp/p/chieizu/ts/R6Z2J4WP1Z/episode/te/MVXRP8JGW4/
※自由気ままな古典愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。
※内容は諸説あります。
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